空室が増えたときは管理費を値上げすべき？

空室が増えたときは、管理費を底上げすべきかどうか、悩みますよね。
しかし、管理費を値上げしてしまうと、退去者が続出するケースも考えられます。
では、空室が増えてしまった時の管理費はどのようにしたらよいのでしょうか。
この記事で見ていきましょう。

空室が増えるのはどうして？

空室が増える根本的な原因は、家賃が高額に設定されていることが原因として挙げられます。
入居者としては、費用を抑えたいわけですから、家賃が高い物件に住み続けようとは思わないと思います。
まずは、家賃を値下げして入居者ニーズにマッチした家賃の価格を検討してみましょう。

空室が増えたときの管理費はどうする？

空室が増えたとき、管理費を値上げしたいと考える大家さんが多いかと思います。
しかし、ただ管理費を値上げするだけでは、入居者は納得しません。
管理費を値上げする代わりに、住宅をオートロックに切り替えたり、改修工事を導入したりして、付加価値をつける必要があります。

管理費を値上げしないようにするには

管理費を値上げしないようにするには、退去者が出にくい住まいづくりを行うことが必須です。
設備面の更新や、家賃価格の見直しなど、できることから取り組んでいく必要があります。
目先の話だけすると、収入は減るかもしれません。
しかし、長期的な視点で言えば、入居者がいなくなる方が、収入のダメージは大きいはずです。
目先の視点にとらわれすぎ時に、長期的な視点で物事を考えて、極力空室を減らしていくようにしましょう。

まとめ

今回は、空室が増えたときの管理費についてお話ししました。
結論から言うと、管理費はそう簡単に値上げすべきではありません。
仮に値上げするのであれば、設備更新・住宅改修などを検討していき、建物に付加価値をつけることが必要になります。
また、値上げする理由も、具体的にアナウンスしておくと良いでしょう。
不動産経営は大変な事ばかりですが、入居者がいて成り立つビジネスです。
そのことを忘れずに、入居者ニーズを抑えて商売を行う人こそが、求められているのではないでしょうか。