不動産の仲介業務について
2021/11/05
不動産をお持ちの方の中には、仲介業者はどんなことをやっているのだろうと気になる方もいらっしゃると思います。
今回は不動産仲介業の業務を簡単にご説明させていただきます。
不動産仲介業とは
不動産仲介業とは、土地や建物などの不動産売買や貸借を求める方たちの架け橋となる業種です。
売主と買主または貸主と借主の間に入ることで、必要な契約や法的手続きなどの煩雑な作業を請け負って契約を締結させていきます。
不動産仲介の流れ
売買と貸借では、進め方の流れが異なります。
売買の流れ
①不動産業者へ査定を依頼
②売主と売買契約を締結
③価格調整などを経て売買を開始
④購入希望者との条件交渉
⑤売買契約の締結後、決済と引き渡し
賃貸の流れ
①賃料の査定を不動産会社に依頼
②貸主と不動産会社で契約
③入居者の募集をかける
④入居希望者の内見
⑤入居希望者の審査、契約を結ぶ
⑥物件を入居者へ引き渡し
売買時の仲介手数料
仲介手数料には法律で限度額が定められているので、法外な手数料の請求はできません。
売買
・物件成約価格(税抜) 200万円以下…成約価格の5%
・物件成約価格(税抜) 200万円以上~400万円以下…成約価格の4%+2万円
・物件成約価格(税抜) 400万円以上…成約価格の3%+6万円
また売買を開始した後に発生した一般的ではない費用に関しては、別途請求される場合もございます。
賃貸
・住宅用賃貸…貸主・借主ともに賃料の0.5ヵ月分以内
・その他物件…賃料の1ヵ月以内
まとめ
不動産の仲介業者は不動産の売買や貸借において、難しい手続きを担ってくれる頼もしい味方です。
仲介手数料はかかってしまいますが、安心して売買を進められる近道になりますよ。
不動産に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。