賃貸管理とは

2022/06/01

よく耳にする賃貸管理。
賃貸物件の管理をしているんだろうな、というくらいの認識ではないでしょうか。
実際、何をしているのか、どうも分かりづらいですね。
ここでは、賃貸管理とはどういうものなのかを解説したいと思います。

賃貸管理とは、建物のメンテナンスや、契約者に対する管理業務のことです。
賃貸物件を契約する際、仲介会社は入居前の、管理会社は入居後の対応を行います。
しかし、仲介会社と管理会社の両方を、不動産会社で行っている場合もあります。

賃貸管理の実際の業務内容を見ていきましょう。

家賃の入金を確認する作業です。
トラブルが起きやすいため、しっかりとした入金状況の把握などが求められます。
未納の入居者への催促なども含まれます。

賃貸契約の内容が変更になった場合の更新をします。
例えば、賃貸料金の変更の際などは、新しい契約書を作って、再度契約をとり交わします。
契約期間の終了が迫っているときは、その旨を入居者に伝えなければなりません。

退去時の手続きや解約の清算を行います。
契約の条件で違いがありますが、大体、日割りの家賃、修繕・クリーニング費用などを解約するときに清算し、敷金を変換します。

賃貸管理は、大家さんと借主をつなぐ作業とも言えますね。
時には、どうしても両者で揉めてしまうこともあるかと思います。
そんな時は、賃貸管理を管理会社や不動産会社に依頼するというのも、一つの有効な手段ではないでしょうか。