不動産売却でおきるトラブルと対策
2023/11/01
不動産売却では、思いがけず様々なトラブルに巻き込まれることがあります。
初めての売却で、トラブルに合わないために、良くあるトラブルと対策方法をご紹介します。
不動産売却でよくあるトラブル
仲介手数料のトラブル
不動産売却にかかる仲介手数料の上限は、法律で売買価格×3%+6万円+消費税と決まっています。
売主が仲介手数料についての説明を十分に受けておらず、売買が成立してから値段交渉をし、トラブルにつながることがあります。
瑕疵担保責任のトラブル
不動産売却が成立したあとに起こるトラブルが瑕疵担保責任です。
瑕疵担保責任とは「売却した不動産に何らかの問題があった場合、売主は買主に対して補修費用などを負担しなければならない」というものです。
適用範囲となるのは、売主が売却時に問題に気づかなかったときです。
したがって売主は、売却時に欠陥部分などをしっかり伝える必要があります。
契約解除のトラブル
契約を締結したあとに、家族からの反対などで解約することになったときのトラブルも多くみられます。
解約手付や、住宅ローン特約は基本的に売買契約書に書かれている内容に沿って結論が決まります。
売買契約書は不動産会社が作成を行いますが、不備がないか自分でもしっかり確認するようにしましょう。
不動産売却でトラブルに合わないために気をつけること
不動産売却でのトラブルを回避するために気をつけたいポイントは3つです。
・売買契約で、契約解除について確認する・瑕疵に関する法改正について理解する
・家の欠陥など、知っていることはすべて不動産会社に報告する 不動産会社選びも、トラブル回避には重要です。
優秀な不動産会社なら、売主をトラブルに巻き込むこと無く解決してくれます。
不動産会社を選ぶ際は、スタッフの人柄なども含めて決めるようにしましょう。